【吉田町】竜巻被害による棟取り直し工事と瓦差し替え工事が完了しました！
先日、吉田町にて竜巻被害による棟の取り直し工事および欠損瓦の差し替え工事が無事完了いたしました。
お客様からお問い合わせをいただき、現場調査に伺ったところ――
棟の下の瓦がズレ落ち、地面に落下している状況を確認しました。
🔍 現地調査で分かったこと
詳しく確認してみると、瓦に釘穴が無い状態…。
つまり、「ただ屋根に乗っているだけ」で固定がされていない危険な施工でした。
反対側の平瓦も同様の可能性が高く、今回は棟の取り直し工事と平瓦の一部葺き直し工事をご提案させていただきました。
🧰 工事の流れ
① 既存棟と棟土の撤去
まずは既存の瓦および棟土を丁寧に撤去していきます。
今回の屋根は6寸勾配（通常よりもかなり急な角度）。
一歩間違えば大事故にも繋がりかねないため、弊社自慢の職人さんたちが安全第一で慎重に作業を進行しました。
② 棟木の交換（樹脂角材）
清掃完了後は、棟木を樹脂角材へと交換。
従来の木材と異なり、樹脂角材は経年劣化がほとんどないため、弊社では標準仕様として採用しています。
これにより、今後のメンテナンス性や耐久性が大幅に向上します。
③ 平瓦部分の修正・棟の復旧
ズレていた平瓦を一枚ずつ修正し、軽量モルタルで棟土部分を押さえていきます。
その後、冠瓦を据えてステンレスパッキンビスでしっかりと固定。
再発防止と安全性を最優先に仕上げました。
④ ビス穴の新規加工と固定
落下していた箇所の平瓦には全数ビス穴を開け直し、ステンレスビスで固定。
今後は同様のズレや落下の心配もなく、安心してお住まいいただけます。
💬 まとめ
これまでこの急勾配の屋根で固定がされていなかったことを思うと、非常に危険な状態でした。
幸いにも人的被害はありませんでしたが、**改めて「定期的な屋根点検の大切さ」**を実感する現場となりました。
この度は、仲田屋根工業にご依頼いただき誠にありがとうございました🙇♂️
引き続き、地域の皆さまの「安心と信頼の屋根」を守り続けてまいります。
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