屋根工事の施工事例のご紹介(仲田屋根工業)

施工事例の紹介

2025年12月24日

川根町|鉄板小波から立平板金へ|カバー工法による屋根改修工事

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地域 川根町
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のきっかけ
協力店様からのご依頼
工事内容 鉄板小波からガルバリウム鋼板 立平板金葺きへ
施工期間 9日間

川根町|鉄板小波から立平板金へ

カバー工法による屋根改修工事

先日、川根町にて鉄板小波屋根から立平板金葺きへのカバー工法工事が無事完了いたしました。

今回の工事は、協力店様よりご相談をいただいたことがきっかけで、現地調査に伺いました。

■ 調査で判明した屋根の状態

既存の鉄板小波屋根や、灯り取りとして使用されていたポリカーボネート部分は、経年劣化がかなり進んでいる状態でした。

特に屋根材には横方向に走る亀裂が複数確認されました。

屋根材に横方向の亀裂が入っている場合、

上から流れてくる雨水がすべてその亀裂部分に入り込んでしまい、雨漏りのリスクが非常に高くなります。

また、笠木板金や壁際部分も絡む構造で、

雨漏りを根本から改善するためには納まりが非常に複雑な工事になることが予想されました。

■ 立平板金カバー工法をご提案

屋根材自体は傷んでいましたが、

下地となる木材はまだ十分にしっかりしている状態だったため、今回は

👉 立平板金によるカバー工法

をご提案させていただきました。

カバー工法は、既存屋根材を撤去しないため

・廃材処分費がかからない

・工期を抑えられる

・コストを抑えたご提案が可能

といったメリットがあります。

■ 工事の流れ

まずは、

棟板金・換気扇・フード・灯り取りなど、

屋根の高低差に干渉する付帯物をすべて撤去。

その後、野地板を新たに取り付けていきます。

立平板金をしっかり固定するためには、

この木下地の精度が非常に重要になります。

下地施工後、

・壁際に絡む谷部分

・唐草板金の取り付け

を行い、いよいよ立平板金の本体葺きへ。

■ 複雑な納まりも確実に

こちらの棟が完了した後は、隣の棟へと作業を進めていきました。

2棟進行中の様子

どちらの棟も構造が非常に複雑でしたが、

弊社の職人がそれぞれの納まりを丁寧に確認しながら施工し、

細部まで美しく、雨仕舞いも万全な仕上がりに収めることができました。

後日、お客様にも完成した屋根をご覧いただき、

「安心しました」「本当にきれいですね」と、

大変喜んでいただけました。

 

■ 心に残るお客様の言葉

実はこちらの現場、

本来は9月上旬に着工予定でした。

しかし、9月5日に牧之原市・吉田町で発生した竜巻の影響により、

弊社では災害対応のご依頼が一気に重なり、

どうしたものか…と頭を悩ませていた所

ご連絡があり、お客様から

「私たちは大丈夫です。

被害に遭われた方を優先してあげてください」

という、温かいお言葉をいただきました。

ご自宅の雨漏りでお困りの状況にも関わらず、

そのようなお気遣いをいただき、胸が熱くなりました。

心より感謝申し上げます。

■ 感謝の気持ちを込めて

その感謝の気持ちとして、

・庇部分の補修

・換気フードまわりのシーリング

など、細かな部分をサービス施工させていただきました。

■ 最後に

今回の工事は、

・職人たちの技術力

・お客様の思いやり

・元請け様のご理解

すべてが合わさった、とても心に残る現場となりました。

このような素晴らしいご縁をいただき、誠にありがとうございました。

今後とも、地域の屋根を守るため、丁寧な施工を積み重ねてまいります。

もし

✔ 雨漏りが気になる

✔ 金属屋根への改修を検討している

✔ カバー工法が適しているか知りたい

などございましたら、お気軽にご相談ください。

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