先日藤枝市にて屋根葺き替え工事が完了致しました。
協力店様から無料屋根診断(雨漏り診断)のご依頼をいただき
お伺いさせていただくと…
既存の屋根材カラーベストにソーラーパネルが乗っておりました。
取り付け金具部分を調べてみると、固定金具のボルトシーリングの経年劣化が見受けられ、その部分から雨水が内部に侵入しておりました。
金具類はどこも同じ仕様で収めてある為、
今回雨漏りが発生した1箇所を修繕してもいずれ他の箇所も同じ様に雨漏りにつながる危険性を考慮して
今回はカラーベストからカラーベストへ
屋根葺き替え工事をご提案させていただきました。
後日、太陽光パネル撤去完了の連絡をうけ工事着工!
既存の屋根材と太陽光パネルの取り付け金具を撤去していきます。
この際に雨漏り発生箇所だけでなく他部分の下地木材の劣化状況も全て確認していきます。
幸いにも下地の劣化は見当たらなかった為、
既存の防水紙も生きていた事もあり、その上に新たに防水紙(ゴムアスファルトルーフィング)を取り付けました。
そして軒先板金や軒先スターターを取り付け面ごと葺き始め。
施工中の雨天予報が気になった為、面ごときっちり納めていく進行手順で進めさせていただきました。
平瓦部分が葺き終わったら木下地を取り付け
棟板金(屋根の頂点部分)を取り付けていきます。
棟板金は、近年訪問販売の悪質な業者が
『棟板金の釘が抜けている』と言われる事例が多くあるようで、弊社では板金部材を全てステンレスパッキンビスで止めている為そう言った心配も解消する事ができます🙇
棟板金を取り付けて完成🤝
これで雨漏りともおさらばです🙌
当時、大流行したソーラーパネル。
弟子っこだった私自身も取り付けの工事に呼んでいただく事も多く、様々なメーカーさんのパネル取り付けに立ち会ってきました。
その感想はというと…
【この取り付け方が本当にマニュアル通りなのか?】
という事でした。
屋根材を取り付ける際にはかなり細かなルールやガイドラインがありますが、ソーラーパネルに関してはまだ成長過程だった為か、既存の屋根材にドリルで穴を開けて太いビスを何十箇所も打ち込んでいき、最終的な止水はシーリングのみ(メーカにより仕様は異なります)
屋根工事業に携わる人間の率直な感想はシーリングのみの防水だけでは、いずれ必ず経年劣化による雨漏りが発生するのではないか?と弟子ながらに感じていました。
(支持瓦や支持金具工法はすごく考えられていると感じました)
そして、その当時は太陽光事業は需要と供給のバランスが噛み合っておらず、屋根屋さんではない人達が取り付けている事がほとんどでした。
太陽光パネルは取り付けてしまえば金具類が殆ど見えなくなってしまう事もずさんな工事が横行した一因だと感じます。
そして時は経ち、昨今、案の定太陽光パネル金具からの雨漏り事例が急増してきております。
国が未だに取り付けを推奨している背景があるので
その後の太陽光パネルの処分や、雨漏りをした際の補償に関しても積極的に対応策を考えるべきだと思いますが現状の政策を考えると今後10年は太陽光パネルの施工不良による雨漏りは増加する事は間違いないです。
太陽光パネルが自宅の屋根に乗っているお客様は
施工した会社や、取り付けてある金具等の詳細な資料は必ず保管しておくことをお勧めします🙇🙏
また取り付けてから5年〜8年頃に一度点検を行い
止水状況の確認をお勧めします。
その際は是非弊社の無料屋根診断を申しつけください🤝
⭐️弊社では静岡県内にお住まいの方のみ、
屋根の診断及び診断報告書の作成を無料で
行っております🙇♂️🤝
気になる点や、御用の方はお気軽にお声掛けください👷♂️
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